山形で野良仕事1

山形に入り何日かゆっくりとすごし、大学時代にスキー場のバイトで知り合った果樹園をやっている相馬さんの所で、しばらくお世話になることに 。山形といえば、さくらんぼっていうイメージが強いけど実はそれだけじゃない。相馬果樹園では主にラフランス・さくらんぼ・桃などを作っている。野良仕事を体験するのは、小学校の芋ほり遠足以来だろうか、都会に暮らしたことはないけれど、僕のように田舎に住んでいても野良仕事には縁のない人は多いと思う。

この時期は、春ということも丁度どの樹木も花をつけ始める時期のようで、剪定作業が主な仕事だ。どの樹木もたくさんのつぼみをつけるが、美しい花が咲き果実を実らせ誰かの頬を潤すのはほんのひと握りだ。ラフランスは、1つの花芽に5~7つほどのつぼみを宿すが、その中から剪定して残すのは1つだけ。枝の流れによりつぼみをつける前に落とされる枝や、出荷時の選別から数えると最終的に10~15にひとつといった割合いだろう。その作業を手作業で何十トンとこなすのだから大変だ。

もう、あたりは枝だらけ。。。
こちらは桃の木。桃源郷というだけあって桃の花は美しい。桜よりもひとまわり大きな花びらと鮮やかなピンク色が、緑色の大地とまだ少し雪が残る山々を背景に力強くその息吹を奏でる。

仕事の報酬として去年収穫したラフランスのコンポートをいただきました☆程よく残ったラフランスの食感とともに甘さの奥に酸味と果実の香りがとっても癖になる一品です♪余ったシロップは紅茶に入れたり、お肉を煮込むときの隠し味なんかに使ったら美味しそうだ~。




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