空気に落書き。  8.28

廻る思考の中で取り残されていく想い。

跡切れてしまいそうな細い細い線。

撫でるようにその糸の先へ。

ひとつ紡いでは、またひとつ。

ようやくと、一息つけば。

遠いようで、短いようで。。。

ならばいっそのこと。

ふぅ〜と。

息を吹きかけて。

風にゆだねてみる。

それは心地よく漂い。

やがて雲を結ぶ。

どんぶらこっこ。

どんぶらこ。

果て。

ここは何処じゃ。

と、なる。

始めは心地よかったものの。

そこは、より大きな大きな渦だったと気付く。

また、取り残された糸を紡ぎ空へと放つ。

次の空は大きく大きく壮大な海へと向かう。

どんぶらこっこ〜。

どんぶらこ。

どんぶらこっこ〜。

どんぶらこ。

その海すらも。

山すらも。

空すらも。

太陽すらも。

ただただ。



大きな大きな渦の中で。。。









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